こちらは、ブログで長期放置連載中(ひどい)シリーズ
『男クリスを見た友人Y曰く「性別逆転妄想したら少女漫画になった」とのことなので
一部だけ性別逆転させて物語を展開させてみた図』
の第一部まとめになります。
※第一部は「伏線部分」とラスト以外はあまり変更ありません。
「この箱庭よりも大切な人に」のIFみたいなもので、
基本は性別を反転させ(一部、反転していないキャラもあり)、
最終的に少女漫画ENDを目指そうという
とてつもなく身内向けの妄想ストーリーです。
原作崩壊が許せる、心の広い人向け。
原作と平行させて変更点を挙げる形式なので、原作を覚えていないと読みにくいです。
また、本家小説の派生ネタであり、設定をきちんと煮詰めるわけでも無い事をご了承ください。
以下、大丈夫な人だけお読み下さい。
第一部第一章 (2012.11.16投稿)
「姉には、友人は選ぶように伝えないといけませんね」
『あぁそうだな、妹は選べないもんなぁ!』
「弟です!」
■概要
第一章は、酒場で暴れながらローズの居場所を客に問い質していたエリ子に
クリ雄が制止するべく声をかけ、何やかんやで同じ目的を目指して旅立つ――(雑ぅ!)
・ローズは姉のままのほうが展開美味しそうなので(?)そのまま女で
・エリさんはローズの生き方に憧れて城出したとか、そんな感じ。
(ちなみに実際のエリオットもどちらかといえば見た目どーのよりもそれに近いです)
・エリオットは今回女なので、浮気性とかただのビッチなのでそこらの設定は無くして
ただのじゃじゃ馬になります。
・逆にクリスは男になっても、見た目も何も変わりやしない\(^o^)/
第一部第二章 (2012.11.25投稿)
ルフィ雄さん
■概要
エリ子の案内でルフィ雄と会ったクリ雄。
図書館を後にし向かった鉱山後ではセオ子さんと戦闘に。
その後ニールをGETして、砂漠からまた図書館へ向かうのだった――
・ルフィーナを男にして話を作ると、
原作でのルフィーナのトラブル根幹である「跡継ぎ問題」が問題なくなっちゃうから
セオ子さんの両親への恨みは「好きな人と異母関係に産まれてしまったこと」だけになります。
よってルフィ雄さんは去勢(怖)されることも無くなるので、ルフィ雄に子ども好き要素は無し。
ただのレクたんLOVEなエル腐男子。
・レクチェはローズ同様に性別反転させるつもりは無しです。
ルフィ雄さんがレクたんに執着するのは恋ってことにして、イチャつけばいい。
そこにクリ雄が混ざったり、エリ子が混ざったり。わあ、これぞ少女漫画的多角関係!
・ちなみにセオさん関連のイベントは性別反転させた後もそのままだとエロ恐ろしい(何)ので
(子どもできなくしたりとか監禁とか。友人Y曰く『ヤンデレがイケメンを監禁はエロイ』)
エリオットのスケベ行動と同様に、全部無くなったものと思ってください(笑)
あれっ、少女漫画展開のはずが、妙に健全に……
第一部第三章 (2012.11.28投稿)
ライ子とレフ雄
■概要
クリ雄は死にかけエリ子を仕方なくライ子とレフ雄の元へ運ぶ。
その後再度向かった鉱山後でレクたんを発見し(対処はエリ子がやったはずだw)
連れ帰ることに――
・ライトとレフトは性別逆転しても口調以外は大して変わりないかなっと。
男クリスにするなら、クリスは成長はしたほうがオイシイと思うので、
チェンジリングのせいで成長しない系の設定は棄却。
レヴァの外見を大人にすることで、設定を棄却せずとも進行が可能、という結論に至りました。
レヴァが中性的な青年になります。
クリ雄がショタではないとなると、ライトの嗜好も無くなる\(^o^)/
恋愛にも絡ませなくなると、元設定以上にこいつらは「THEサブキャラ」ですね。
・裏では、レクたんをクリ雄達にわざと連れ帰らせたフィク子さん一味がわいのわいの。
ただし、一部性転換ゆえにフィク子は、ルフィ雄とレクたんの仲をやきもきしつつ全力で監視。
ストーカー度は当社比2.5倍になります(これはきもい)
第一部第四章 (2012.12.1投稿)
エリ子とルフィ雄のいちゃつきを覗いている、フィク子とクラ男。
■概要
レクたんを果物由来で名付けるエリ子(理由は色が似てる、にしておこう)
その後、ルフィ雄と再会したエリ子は過去の恋心をほんのり思い出し、
共に旅立つことが決まったのち、なんやかんやで(また雑ぅ)彼を抱きしめてしまうのであった――
・レクたんに選ばれたクリ雄に、エリ子はただムカついているだけですが
性別が変わって恋心が追加されたルフィ雄は嫉妬が小説本編より倍増になりますよねえへ。
・この章のエリルフィのキスシーンは棄却となり、代わりに抱きつく程度で。
とはいえ、作中の個人的名会話である
「いい子ね」「子ども扱いすんな」「子どもじゃないの」(簡略)が
台無しになってしまいますねぇ残念。(簡略すると全く伝わらないなwww)
本編では『女の強がりを見ると何故か肉体的に慰めようとする男あははうざい』を
表現したくてキスシーンを書いたのですが(ぶっちゃけた!)、
性別逆転して抱き締めさせると、何つーか恋愛よりも『母性』みたいなことになりますね。
・で、今日の落書きシーンである、覗き魔ズ。
チュウじゃないので本編より冷静ですが、勿論焦るフィク子。
第一部第五章 (2012.12.2投稿)
ニールとダイン(デザイン変更ver)
■概要
北部の廃村に向かうエリクリ一行。セオ子の襲撃を受けつつも無事辿り着き、
そこで見たものはレクたんの不思議な力と、操られたローズの姿。
その末にエリ子は大怪我をし、ルフィ雄はレクたんを連れて逃走する――
・男の子のクリ雄がレクたんとお揃いフードを着るので、エリ子の困惑は正当なものにw
逆にレクたんの天然度が増すイベントに。
・続いてスーツなセオ子とルフィ雄の対峙。
クリ雄がエリ子の首まで斬りそうになるイベントは残します。クリ雄、女にも容赦無いw
いえ、本編でもクリスは男女ではなく「敵か味方か」で扱いが違うだけなのでいいのです。
ルフィ雄もセオ子さんに容赦無いけど、こっちは「人形」だと知っているので。
・ビビったレクたんの手を取るのはエリではなくクリ雄に変更し、
「気にしないでください、か弱い女性には衝撃的な映像だったでしょう」
『このクソガキ、もっとビビらされたはずの私はいいのか!?』
みたいな会話でシメたらうまくまとまるはずだ。
どうでもいいけどエリ子の一人称って何がいいのか分からないです。
私?あたし?いっそ俺?むずいわああああ。口調も正直ワケワカメ。
・エリ子がガイア(性別反転せず)を脱がすイベントは残るよ^^
・性別反転で困るのがエリ子のお家事情。
エリザが男になると、そっちが後継者で問題なくなっちゃうため、
出番も少ないのでエリザには存在ごと消えていただきます!(酷)
エマヌエルとトゥエルは両方女にして三人姉妹、これなら当初の設定のまま
上二人がだめぽなのでエリ子に継承話が回ってきます。やべ、三姉妹ウケる。
・ダイン戦は特に変更なし。
エリ子とローズ(ダイン)のスキンシップはハグのみで。
「オマケのキス」はせずに大剣を拾い上げます。
で、レイ雄(語呂悪いw)が登場して終了です。この章長い。
第一部第六章 (2012.12.3投稿)
ようやく主人公の登場です(違う違う)
いやー、レイアのデザインで男化するとどう見ても主人公ですよね。
■概要
絶望的状況で現れたレイ雄にエリ子を預け、クリ雄も共にエルヴァンの城へ。
トゥエ子(オイ語呂)に色々言われた後、
クリ雄は独りで、姉を完全な意味では救えない「覚悟」をするのであった――
・列車内でのレイ雄との会話はかなり変更となります。
「城内に現れたローズに、あくまで純粋に憧れた姫が家出した」くらいですよね。
家臣やら周囲の対処が悪いだの何だのというゴチャどろっとした事情は棄却。
ああ、エリ子にするとどんどん健全なお話になっていくwww
王子ではなく姫ともなると扱いも変わるでしょうし、
原作で言うエリザ程度のヒネくれ具合になるのが普通なんじゃないかなと思いまして。
原作の「レイアが叱ってからエリオットが家出した」流れも没にするので
この時点でクリ雄がレイ雄に、恋愛感情の有無について問うことはありません。
ローズと会うまでは素晴らしい立ち振る舞いの姫だったのだ、と嘆く程度で終了。
・城に入った後は、ライトとだけ遭遇……
と言いたいところですが、エリザのかわりにトゥエ子と会って
彼女の精神異常を垣間見て、セオ子の異常フラグを強化。
むしろ原作でもそうすべきだった……!
「あのムカつく妹を連れてきてくれてありがとう」から始まり、
トゥエ子にとって取り繕う必要の無い「外部の人間」であるクリ雄は最終的に刃まで向けられ、
お城事情を知らないクリ雄は大変戸惑う。
・部屋でのライ子との会話~クリ雄の嘆きまでは変更点無し。
・この章最後にあるルフィ雄→レクたんへの会話(守ってあげる云々)は、
性別反転させると凄く恋愛モードですねwww コレも変更無し。そのままいけー。
第一部第七章 (2012.12.6投稿)
衣装チェンジクリス。
■概要
エリ子とクリ雄、ライ子がエリ子でそれぞれ揉めた後(超省略)、
数日待機してから改めて2人は旅立つのであった――
・意識を取り戻したエリ子がクリ雄に怒るところから始まるわけですが
この章ぶっちゃけそんなに変更無さそうな気がします。
・しかしよく考えて見ると、エリオットは体術と魔力の銃が主な武器なんですけど
姫様がそんな体術なんてアクティヴ過ぎる戦闘方法でいいのだろうかw
うーん、まぁそれはそれでギャップがカッコイイかも知れないからいいか。
・エリ子の戦前復帰に喜ぶクリ雄に対して照れるエリ子イベント(長い)は残します。
・ライ子の土下座イベントは半分残します。流石に足を使うのは如何なものかと。
(いやそれって男でもどうかと思うよね)
かわりに靴のつま先ではなく、手で顔を上げさせるという何だかビアンなシチュエーションに。
・性別反転物語ではクリ雄の性別は誤解されていないので、服装ももう少し男性的な衣装購入に。
ところで上の絵、どこが男性的なの?(自問)
・買った服の着替え中に入ってきたライ子はクリ雄の上半身を見るわけですが
この二人の恋愛イベントは消去しますので特に何も裏は無く、ネックレスを渡す流れになります。
・そして寝巻き姿で戻ってきたエリ子は、ライ子の服を貰ってさぁ出発。
高貴な女性の寝巻きですから、ちょっとクリ雄が目のやりどころに困るとかそういう感じで。
第一部第七章 (2012.12.14投稿)
エリ子料理中のワンシーン。
この時点でルフィ雄とレクたんの関係が謎のままのエリ子的には
師が自分以外を気に掛けているのは気になるだろうな、と。
クリ雄は別の事で悩んでいてそれどころじゃないw
■概要
ミーミルの里でルフィ雄&レクたんと再会したクリ雄達。
けれどルフィ雄はクリ雄にだけ事情を話して終わる――
・原作にあるクリ雄の「ルフィ雄の印象」などは削除し、あくまで立ち回りのことだけ会話にのぼります。
・初回の「ルフィ雄過去語り」に変更点はありません。この時点で大して詳細話してないですからね。
変更があるのは十四章だけになりそうです。
・レクたんヒロインの名残があった釣りシーンは、女同士でやると何か凄く友情です(笑)
料理シーンも良妻エリ子になってしまうwww しかしクリ雄の反応は全部変更無し。わぁひどい。
・風呂シーンばかりは、まだ子どもとはいえ照れつつ火の番をするクリ雄と
子どもの前なので平気でおっぴろげるエリ子。変更点として、
原作クリスが「胸元で」持っているタオルは、お腹くらいの位置になっていることでしょう。
ここを流し読みしなければ、クリスが胸まで隠しているのが分かる部分なのです(原作)
・寝る前の「男のロマン発言」も勿論削除で、すぐに本題へいきます。
第一部第九章 (2012.12.14投稿)
4子。半ズボンはスパッツに変更。
■概要
ツィバルドにやってきた一行は、4子にスられ、セオ子と遭遇する(だから省略しすぎだと)
そして、4子の予言を頭の隅に置く――
・原作(第一部)では悪戯小僧ですが、女の子となると変更ですよね性格そのものを。
笑顔でスリとかやっちゃう」「お姉さんぶってる」「少し化粧してる」とご意見頂いたので
そのような子で想像してくださいw
・最初のエリオによるレクチェいじりは、エリ子になったので消去(こんなんばっかだ)
馬の乗り合わせは、ルフィ雄とクリ雄、になってしまいますので
乗りながらクリ雄が「そういえば今朝どこに行っていたんですか?」とか聞いて
ルフィ雄が答えずに不信感を覚えるイベントを発生させます。
・そしてスられるクリ雄。フォウ子の居場所は酒場からブティックに変更。
スカーフか何かを買った後の残りが返還されることに(爆)
・ネックレスには、原作と違って装飾品としての価値を見い出して(女の子だしね!)
取り込もうとするイベントは無し。
・しかしセオ子登場により奪われます。女の子なので原作よりも3割増しでビビることでしょうw
あと、観念してエリ子につかまるのではなく、腰を抜かして動けないだったら可愛いよね!
・エリ子が子ども二人をからかうのは、そのままです。
・ネックレスの特殊性については、「そういえば」と4子が声をかける流れで解説。
・ルフィ雄さんは子ども好きではなくなっておりますので、4子への抱きつきイベントも無し。
・で、ネックレス関連のルフィーナイベントは消去しますので、
別れ際のフォウ子の助言から、ネックレスの件だけ削除削除。
「あの人への災いを断つのはクリスだよ」この点は残します。
既にお分かりと思いますが、このシリーズ、ルフィーナだけでなくクラッサなども終盤かなり変わるよ(・∀・)
第三部でのルフィーナとセオさんの結末は、
実は本編書いている間にも2パターンのどちらかで迷っていたモノがありまして
使わなかったそっちをうまくこねてこのシリーズで採用予定です。ひゃっほい。
第一部第十章&十一章 (2012.12.17投稿)
セオ子さん。
第十章
■概要
フォウ子が去った後、夜にそれぞれの想いを抱きつつ寝るだけ(オイ)――
・クリ雄の性別判明イベントは(誤解自体されていないから)ありません。
・また、ルフィ雄にネックレスを渡したりもしません。
・エリレクの乳イベントも、勿論ありませんwww
・ので、フォウ子が去った後は普通に一泊して終了。
……と言いたいところですが、夜の間に、エリ子がローズのことを考えながら
改めて「ああいう風に在りたい」と強く想い、助けようと決意するようなのだけ追加。
追加っていうか微修正ですね。原作でもそういうシーンはあるので。
エリオットはローズを好きでしたが、それは自由への憧れからくるものだった、つもりです(作者的には)
・あとついでに、性別の都合で、ルフィ雄がクリ雄と同じ部屋で就寝するわけですが、
その際に、寝ているクリ雄を横目に見ながら、エルムの枝を手に黙って起きているルフィ雄、みたいな
そんなイベントを新規追加。これ、原作にあっても良かったかもね。
ああだめか、一緒に寝ないからww
・クリ雄を横目に見るルフィ雄の心中は
「レクチェの記憶を戻すことがクリ雄やローズの命を脅かす事になるとしても、決行する」みたいなそんなアレ。
原作では事後に語りましたけれど、よく考えてみたら、事前にあったほうがいいよね!
原作でエルムの枝を用意している描写は、すんごい少ないですから伏線としては足りてないorz
第十一章
■概要
次に向かったリャーマにて、ルフィ雄とはぐれてしまった一行。
エリ子はセオ子と対面し、結託してルフィ雄を捕まえようとする。
一方、レクたんは謎の指輪によって記憶を取り戻し、ルフィ雄を助けに向かう。
トラブルは収束したが、それぞれの心中は別の方向を向くことになる――
・リャーマにてルフィ雄さんとはぐれてしまう一行。
・一人でふらふら酒場に入ってしまったエリ子に、
セオ子さんがクリ雄と逃げるよう促すのはそのままです。
・ルフィ雄が合流後の、セオ子さんの「譲歩しませんか?」から、原作とは違う分岐に入っていきます。
原作では断るルフィーナですけれども、ルフィ雄はここで悩みます。
ここで悩んだことが、そのまま後々の章にも影響してきます。
・セオ子の提案は「レクチェの記憶が戻った際、クリ雄とのトラブルが起きてしまったら、
どちらか片方につくのではなく、この場だけはとりあえず仲裁すること」
勿論、一人では出来ないのでルフィ雄やエリ子と一時協力すればいいと言うもの。
ルフィ雄的に、クリ雄やローズは生かしておいても障害にしかならないので、その場しのぎでしかありません。
でも、その場だけでもしのげるのならいいのか?と悩む。
・原作では両親を殺されただけではなく、自身も消えない傷を負っているのでセオさんと険悪ですが
今作では自身への直接的被害は受けていないため、多少話し合いが出来るのです。
・しかし記憶を取り戻したレクたんとクリ雄が合流してみれば、当の二人は争うそぶりは見せず。
大きなお友達三人が協力するまでもなかったので、悩みの種はローズのみということになります。
・ということは、エリ子とルフィ雄では利害の不一致です。原作通りの言い争いに発展。
・ロープで縛るイベントは第一部終盤の伏線ですので、隙を見てエリ子がルフィ雄を縛り、
セオ子さん側に寝返ろうとします、が、クリ雄が邪魔することでその場だけは収束。(これも原作通り)
・エルムの枝を料金にして地下に行くイベントは
レクチェが見たことのある「本」の景色の伏線回収、エリの能力&レクたんの微妙な態度、
そしてミスラの存在を示す伏線でもあるのでそのまま残します。
第一部第十二章(イラストは無関係なネタ) (2012.12.18投稿)
「クラッサ、暇ですか?」
『暇じゃないです』
「先日読んだ本で主人公が面白い猟奇プレイをしていましてね」
『暇じゃないです』
「試してみたいのですが」
『フィク!サー!様ッッ!!』(くらっさはおおごえでたすけをよんだ)
■概要
地下から出た後、クリ雄とルフィ雄が指輪について相談し、寝ることなくエリ&レクの部屋へ向かう。
原作では無かった話し合いを挟み、レクたんが逃げるように買い物に行った後、
クリ雄は自分の不安を打ち明ける。
が、その対談を終えてそれぞれの部屋で寝ようとしたところへアクアが乗り込んできて――
・地下から出てきた一行。
宿の部屋割りが原作とは異なるため、クリ雄が指輪について話し出すのはルフィ雄相手になります。
大体原作のエリオットと同じ反応を示すルフィ雄ですが、
思い当たる節があるのか、指輪の実物を見ようとエリ&レクの部屋に向かいます。
・原作では無かった、全員揃った上での話し合い開始。
だんまりレクたんに対し、エリ子の「結局レクチェは何なんだ?」という問いには
クリ雄が原作通りの回答をし、エリ子が「宗教紛いの争いなのか」と
全員に対して鼻で笑います。しばし言い争い。
・そこでようやくレクたんがエリ子に対して「貴女ならきっと全てを知る時が来ます」と
原作のカフェでの会話と大体似たやり取りをします。
・ちなみに補足となりますが(一応原作本文にも記述はある内容です)原作でも今作でも、
レクたんは腕輪をしていた時は、腕輪にミスラを宿らせた状態で使役されていました。
その状態でミスラの意志に反した時に、ミスラに自由を奪われてしまい
それが原因でフィクセオコンビに迷惑かけてしまった(と思っている)ので
以降、言葉や行動を慎むようにしています。
・お金だけ預かって、皆さんのローブを買ってきます、と逃げるようにレクたんが去った後
クリ雄はクリ雄で、自分の抑えられない感情をエリ子達に打ち明けます。
(ルフィ雄は知っているので黙って聞いている)
・そこから、原作と同じ流れに戻り、エリ子はエリ子で
自分の能力がやはりレクたんと酷似していることを伝えてクリ雄をフォロー。
・「種族に関係なく、そういう力を持って生まれてくる事がある、ですか?」
「分からんが、種族という言葉では括れない事になる」
原作でのこの会話の後、ここには原作と違ってルフィ雄が居ますので
ルフィ雄は『やはりビフレストの能力は種族括りではない』という事実に
一人で黙って、過去にあった城での研究を思い出したりしていますが、発言はせず。
・で、一旦男部屋に戻ったクリ雄とルフィ雄で、原作通りの対談に戻ります。
セオさんに何があったかと、両親をセオさんに殺されたことだけ話して終了。
・そしてアクア(性別反転無し)が乗り込んでくるわけですが……
第一部第十三章&十四章前半 (2013.1.18投稿)
寝呆けルフィ雄と、驚きクリ雄。
だらしなさを描こうとしたら、何かイメージ違っちゃった感がしますねルフィ雄。
だらしない男キャラ=エリオットなので、エリオッさんくさくなったと言いますか(えー)
でも、原作ルフィーナも寝起きはあまりよくないのです。師弟ですのぅ。(そうまとめるか)
第十三章
■概要
アクアが乗り込んできた……のはクリ雄達の部屋ではなく、エリ子達の部屋。
エリ子は連れて行かれてしまい、クリ雄とルフィ雄は慌てて二人を追うことになる――
・原作ではエリ&クリのところに乗り込んできたわけですが部屋割りが違うので
アクアが乗り込んできたのはエリ&レクの部屋になります。
・なので上の絵は、アクア達がエリ子とレクたんを連れ去ってしまった後、
残った兵が一応連絡に来たシーンみたいな感じです。
・クリスがその場に居ないので渋々連行されたエリ子と、きっと我儘言って着いて行ったレクたん。
・原作とは組み合わせが違えど、
結局クリ&ルフィは二人を追いかけて王都に向かうので四人が王都に揃います。
・ハダドでのやり取りは不要になったので丸々消去です。
第一部第十四章 前半
■概要
過去を思い返すルフィ雄視点の語りの後、
結果的にルフィ雄と目的が合致したクリ雄は王都を目指し、城へ一直線。
しかしそこにダイン(ローズ)が現れて――
・冒頭は王都に向かっている最中での、ルフィ雄の回想。
・何度も書いていますが、ルフィーナが男の場合は跡取り問題は無くなるので
セオ子さんは異母姉弟という歯がゆい関係だけを恨むことになり、
両親達は殺しても、ルフィ雄の腹を刺したり去勢したりはしていませんwww
・事前交渉でセオ子がフィク子に話した通りの「復讐」のみですから
フィク子がセオ子を止めたりするようなことはありません。
(原作ではルフィーナに手をかけようとするところでフィクさんが止めていたが、それが無くなる)
・補足となりますが、力関係的にルフィ雄はあくまで運動は苦手なのでセオ子には勝てません。
勝っていた魔術や魔法の類も、ミスラとの接触後のセオ子には負けてしまいます。
・原作でも同じことが言えますが、この世界の理には「神」と「女神」の二通りがあり
フィク&セオはミスラとの接触後、「神」の理だけは完全に埋め込まれています。(エリも同じく)
しかしルフィ&クラは、「女神」側の理を勉強して知識として持っている関係で
フィク&セオには無い知識があり、結果として重要人物になってきています。
・猟奇的なことはされなかったけれど負けてしまったルフィ雄を看病する流れは原作と同じ。
親を殺されたくらいでルフィ雄さんは死にたくなったりしないのと、
セオ子さんの「両親への憎悪」は少なからずルフィ雄も持っていた感情なので
(この二人、そもそもこの事件以前は仲良しで両思いですから。
原作の回想シーンにもそれが読み取れる一文は入れてあります)
原作同様にフィク&セオを手伝うようになります。
・が、レクたんラブで離脱する(原作通り)
・ここまでが回想。
回想は終了し、折角取り戻したレクたんと離れてしまったことと、
放っておいてはダインがまた来るかも知れない、ということで
姉を救いたいクリ雄と、結果として行動が重なったルフィ雄。
・エリ子はともかくとして、クリ雄は姉の「命」は半ば諦めていますので
特に揉めることも無く王都へ向かいます。特に変装はしませんwww
・王都に着いてからは、お城に一直線へ向かうところで騒ぎが起きます。
レクたんを追っていたダインの到着です。
第一部第十四章後半&第十五章 (2013.2.12投稿)
ローズとエリ子の関係はこんな感じ。
第一部第十四章後半
■概要
クリ雄とルフィ雄が組んでダインを追い詰めるが、そこでエリ子とレクたんが現れて、
ローズを殺すのではなく「止める」という選択肢を押し通す。
それによってレクたんはナイフで刺され、エリ子とルフィ雄が完全に決別。
どちらにつくべきか悩むクリ雄だったが、そこへセオ子が現れて
ルフィ雄に交換条件を持ちかける。そして――
・クリ雄(未変装)とルフィ雄は、二人で王都に着いて、お城へエリ子達のもとへ向かおうとしていたところ。
・ダインも到着し、レクたんが居ると思われる城の一部を破壊。
・そもそもクリ雄とルフィ雄が組めば勝てる試合なので、ルフィ雄が援護してクリ雄がダインを追い詰めます。
・しかしそこで登場して荒事を止める、エリ子とレクたん。
・まずはローズの腕を叩いて大剣を手放させて、ローズのことも縛ります。
・「剣を壊せ」というエリ子に対し、それをしてはローズも死ぬ、という事実を伝えるべきか悩むクリ雄の手が鈍る。
・ちんたらしている間に、ダインが再度ローズの体を使って動きます。
元々、気絶したフリして相手の油断を誘っていたのは原作同様。 隠しナイフでレクたんは刺されます。
・ルフィ雄、原作二割増で激怒。
・エリ子は流石にローズを抱えて逃げられるわけでは無いのと、
ローズの体はボロボロで自分で走れるほどの力は無い。ルフィ雄がクリ雄に決断を、再度迫ります。
・クリ雄、エリ子とルフィ雄に挟まれて困るw
・結局、後でエリ子に謝ればいい、という結論に戻って、剣を折ろうとしたところでダインが命乞い。
・でも信用が出来ないので結局揺れるクリ雄。
・そこで登場するのが、セオ子さん。
・ルフィ雄に、こちらに戻ってくるのであればレクたんも含めて
ダインを治める解決法を教えてやる、と交渉。
・セオ子さんは何だかんだで嘘は吐かない性分なことを知っているルフィ雄が承諾。
・セオ子の指示に従い、クリ雄が例のネックレスをローズにかけ、ダインを完全に従わせることに成功。
・ローズ、生きたまま戻ってきます。
第一部第十五章。
■概要
ルフィ雄とレクたんは去ったが、クリ雄とエリ子の当初の目的は果たされた。
ローズの話を聞き、エリ子は今後、ローズの手伝いをする決意をする。
しかしその裏では――
・ルフィ雄とレクたんは、セオ子に連れられて去ってしまったけれど、
「あちらには関与しないでおくべきだ」というエリ子の事前の考え通り、
こちらはこちらで解決したので、喜ぶ。
・クリ雄と、意識がある状態で再会したローズは、
自分の行動の意味、チェンジリングのことをクリ雄とエリ子に話します。
・とはいえ、ローズは諸事情により大罪人に仕立て上げられておりますので、
一先ず、原因であるエリ子の手引きにより死んだことになるローズ。
・クリ雄とローズは、精霊二人とネックレスを抱えた状態で、しばらく身を潜めます。
一番国の目が届き難い東の地、モルガナが新しい生活の拠点となる二人。
・後日、エリ子から、クリ雄はエリ子の雇われ護衛として城に召喚されます。
一ヶ月の半分はそちらに拘束されることになるけれど、
それと同時にあまり表に出られない姉を養う術となる上に、ローズの言う品を集める手助けをするわけです。
・王子じゃなくて王女の各地訪問なので、原作よりはやわらかいものになると思います。
・本当はお城なんてまっぴらなはずのエリ子が、
その立場を受け入れて利用し、色々してくれることに感激しつつ、これから頑張っていこう的なEND。
ただし、ローズは城に対して不信感がありますので、その点今後触れていきます。
・その影で、セオ子さんに連れられたルフィ雄は
意識の無いレクたんの治療をしつつ、セオフィク達に今後の狙いを聞きます。
・逆にエリ子の体のことについて聞かれ、全てを察したルフィ雄は
標的がレクたんからエリ子に変わっただけ、という事実に心を痛めながらも、
エリ子達のせいでレクたんがこうなった、という怨みに転換して押し殺し、第一部が終わる。
はい!
そんなわけで、まさかのローズ様生還&ルフィ雄完全反逆ルートでした!!
ただ生き返らせたいからこうしたってワケじゃなくて、
ルフィーナやクラッサが男になってしまうと扱えない、
「ネックレス」を知りつつ使用する人、が必要だったワケです。これが居ないと、クリス、戻れないからね!!
つまり、ネックレス関連の大まかな部分では
ローズが今後、特にクラッサの代わりをしていくことになります。
あ、でもクラ男さんは予定通り城に潜入しますからね。
ルフィ雄はセオ子達の仲間になるとエリ子達の前で断言してしまっていますので、
結局お城を自由に徘徊できないので。
この時点で疑問がわくと思いますが、ライトさん、恋愛関係に絡んできません。
ある意味、ちゃーんと分相応の脇役におさまることになりますwww
(むしろ今まで出番ありすぎだよね)
では、続きはネクスト、またアゲイン!
性別反転シリーズ第一部まとめ